学校教育チームの活動と方針
東京都社会保険労務士会 練馬支部 学校教育チームでは、日本の未来を担う子どもたちに、社会貢献の一環として練馬区内の学校を中心に出前授業を行っています。
実施する授業は、一方的な知識教育にならないよう、生徒たちが「班ごと」で自ら考え、意見を出し合い、課題を解決する授業を原則としています。
また、生徒に寄添うことを大事に考え、教材にクイズやワークシートを取入れて、双方向の授業で極力専門用語を使わずに説明し、さらに担当講師の実体験による具体的な話や、知識をお話しすることで、印象に残る授業を行っています。
「働くこと」と「社会保険」の専門家である社会保険労務士の授業をご活用いただけましたら幸いでございます。
これまでの出前授業の実績
練馬支部学校教育チームは、2015年11月にプロジェクトチームとして発足しました。当初より校長先生・副校長先生・学年主任そして社会科教諭の先生方のご助言を頂きながら、2022年3月までに、小学校1校と中学校9校、延べ135コマの出前授業を行ってまいりました。
主に、クラスごとで1コマ授業を実施しておりますが、学校との話し合いで合同授業や1~2コマの授業、高等学校への授業にも対応させていただきます。
*1コマは、小学校45分、中学校50分授業です。
それぞれの授業テーマは次のとおりです。
【授業テーマ】
◇『働くときに知っておきたいこと』
下記、授業紹介の「2.社会科授業、3.卒業前授業」をご参照ください。
◇『さまざまな働き方』
「正規」「非正規」 労働者、雇用されない人(社長等)の違いなど
◇『あなたがさらに望むこと』(社会保障のしくみ)
社会保障の4つの柱、その中核的な社会保険など
◇『会社づくりから学ぶワークルール』
「会社づくり」を通じた、人を雇うときのルール、働くときのルール
◇『職場体験に学ぶ3つのワークルール』
下記、授業紹介の「1.職場体験後授業」をご参照ください。
◇『働くときの3つのワークルール』
職場体験の代替授業
◇『年金ってなんだろう?』
「3つのきっかけ」「いくらなの?」「2つの約束」など
社会保険労務士は、こんな出前授業をしています!
1.職場体験後授業
中学校で行われている職場体験を終えた後、20分~50分で簡単なワークルールの授業を行っています。
『働く時間は?』『お給料は?』『きまりは?』という3本柱で労働時間や最低賃金が法律で決まっていることや、会社にも学校の校則と同じように、就業規則というきまりがあることを説明します。
2.社会科授業
中学3年生の公民の授業を1コマ(~2コマ)使わせていただき、『働くときに知っておきたいこと』という授業を行っています。
『労働契約』『労働時間』『休日』『賃金』『困ったときには?』という内容に加え、最近話題となっている『正規・非正規』についても授業を行います。
※1コマは50分です。
3.卒業前授業
都立高校の合格発表から卒業式までの間に1コマ使わせていただき授業を行っています。
内容は、社会科授業の『正規・非正規』部分を除いた、『働くときに知っておきたいこと』となっております。
近い将来アルバイトをする生徒さんや就職する生徒さんが困らないように働くときのワークルールをお話しています。
★授業前には先生方と授業内容を話し合い、それぞれの学校の希望にあった授業内容にしています。
★全ての授業で一方的な授業は行わず、ワークシートを使って生徒さん達が自ら考え、話し合う時間を取り、意見を発表してもらう双方向の授業を行っています。
学校教育チームに関するお問い合わせについて
学校教育チームに関するお問い合わせは、下記の学校教育活動記録をご参照ください。